震度x
そうしているうちに、ようやく私は寝たらしい。


それは4時とか5時、もう明け方の頃。


朝までぐっすりと寝ていたみたいだ。

何の夢も見ずに。





――こうして私の長い1日は終わった。



何となく生きている感じがしなくて、もしかしたらこれは夢なんじゃないかと何度も思った。


でも現実だったらしい。



そうは思っても、私は不思議な心地でこの日を過ごした。



そんな中、私はただこんなことを思った。




心の揺れの大きさは、計り知れない。



じゃあ、心は震度xだ――と。




*continue...*
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