すべてを君に。





すると、レトロな雰囲気のおしゃれな小さなカフェを発見した。




あたしはなんとなく立ち寄ってみた。





―カランカラン



扉を開けると中から白髪交じりの髪のダンディーなおじさまが出てきた。




「いらっしゃい」



おじさまはそう言い、あたしに優しく微笑んだ。





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