「 俺の彼女になってみる? 」
「 はっ?うぬぼれないでください 」
サッと立ち上がり、屋上を出た
早々と階段を駆け下り、教室に入った
あっという間に女子に囲まれた
「 先輩とどういう関係?! 」
「 ずるいよね、篠原さん 」
「 学園祭委員だしね 」
私は先輩の本性をばらしたくなった
私は黙り込み 女子達の顔を見た
怒ってる顔や不満そうな顔
いろんな顔がある
「 つっ… 」
言いかけて、また黙り込んだ
女子達の反応が面白くなってきた
「 早く言ってよ!HR始まるじゃんっ 」
「 委員会の話だったりして- 」
「 うちらを期待させようとしてんじゃないの? 」
あははっ
違う違う
いやいや付き合ってるんだよ、私。
「 つきっ…付き合ってるの 」
女子達はいきなり黙り込んだ
男子達も面白がって黙りこむ
「 い.....いやあああ!!! 」
一人の女子が泣き叫び出した
それに続いて私を睨む女子や
嫌味を言う女子が出てきた