どんな君でも


彼は驚きつつも、私のキスを受け入れた。


何度も角度を変えて、深いキスをする。


唇を離すと、彼は悲しそうに微笑んで、私に話すことがある。と言った。





「あのね。」






ごくっ。

私の生唾を飲み込む音が静かなトイレに響いたような気がした。


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