どんな君でも
靴をレジにだしに行った彼を見届けると、可愛らしい雑貨店が目に入った。
目の前だし、いいかなと思い店内に足を踏み入れた。
若い店員さんの「いらっしゃいませ」という声が心地よく耳に響く。
「留衣ちゃん。置いてかないで。少し探したよ。」
と言って傍にきた彼に、
ごめん。と言って2人で雑貨を見て回った。
可愛い雑貨を彼と見てるだけで、幸せな気持ちになる。
「欲しいのある?」
そう聞いてきた彼に首をふって、
「でようか。」
と言った。
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