どんな君でも


「ねね、この服なんてどうかな。」


彼が持ってきたのは、フツーの人なら買わないような色の服。


「あわせる靴に困るよ、また。」


てか、どうやって見つけたの…。


「買えばいーじゃん。」



彼は、楽しそうに服を選ぶので見てて飽きなかった。

しかも、ことごとくスゴいのを選ぶから笑ってしまう。


「えぇっ、結局買ったの!?」


「うん。いいでしょー。」


呆れつつも、そんな彼を微笑ましく思った。


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