あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「放せっ!!」


風間は紀藤の手を振り払い、
志穂の下へ駆け寄る。
そして女達の肩を持った。


「誰がこんなことせい言った!!」


「はっ!?」


風間は女を押し退けて志穂の前に立つ。


「こんなこと聞いてない!!」


「風間、あんた甘いわ。
潰すものは徹底的に潰す!!
それが私のやり方や。」


「そんな許さへん!!
こんな汚いマネしてまで
私はソフィアとやりたくない!!」


「ほぉ~風間。
それは私を裏切るってことか?」


「えっ!?」


女たちがまた風間たちを囲む。


< 166 / 303 >

この作品をシェア

pagetop