あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「なんで・・・?」


空の体に何かあたたかい感触を感じた。
恐る恐る見てみると、


「マサ!!」


空の下にはマサがいた。


マサは落ちてくる空を受け止めた。
しかし重力に耐え切れず
その場に崩れ、空の下敷きになった。


「大丈夫・・・か?
そ・・・ら・・・」


「マサ!! なんで!?」


空は手を後ろに縛られたまま
マサの顔に近付いた。



< 205 / 303 >

この作品をシェア

pagetop