あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「何してんのよ!?」


「なに・・・て・・・
おまえを・・・助けた・・・だけや。」


「だからなんで助けんのよぉ!!」


「おまえ・・・の、こと・・・
好き・・・やから・・・」


マサは消えそうな声でそう言うと、
ニコリと微笑んだ。


「マサ・・・」


空の目には涙が浮ぶ。



「アホッ!!! アホォ!!!」


空は泣きながらマサの胸に顔を乗せた。


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