あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「お楽しみのとこ悪いなぁ。」


はっ!!


空が見上げると、蓑田が立っていた。



「アホやなぁ~マサ。
女のためにこんなことして。

まぁ、でもそのおかげで
おまえをぶちのめす手間が省けてわ。
トドメささせてもらうで。」


男はバット振り上げた。



空はマサを庇うように覆いかぶさり、
蓑田を睨み付けた。



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