あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
月人は、マサの顔を確認してから、
「遅くなったな。」
そう言って微笑んだ。


「遅いですよ・・・」


「まだ、大丈夫そうやな?」


そんな話をしてると、
空が大きく目を見開いた。


「後ろっ!!!」


そう、蓑田が月人の後ろで
バットを振り上げていた。


バキッ!!


「ぐぁぁぁ!!」


しかし、月人は気付いていたかのように
まわし蹴りで蓑田を蹴り飛ばした。






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