あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「くっ・・・そぉ・・・」


蓑田はフラフラしながらも
起き上がり、バット持って
こっちへ向かってくる。


マサも殴られた左腕をダランと
垂らしたまま立ち上がった。


「ハァ、ハァ・・・来い・・・蓑田・・・」


「マサ・・・死ねぇー!!!」


蓑田はバット振り上げ
殴りかかって来た。


カッ!!


マサは振り下ろされたバットを避け、
右足を高く上げた。

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