あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「マサ?」


「・・・・・」


「ちょっとマサ・・・」


マサはぐったりとして動かない。



「ちょっと、悪い冗談やめてや・・・
マサ・・・? マサ、マサ!!!」


空は大声でマサを揺らす、
しかしマサはピクリともしない。



「ちょっと・・・嫌や・・・
マサ!! マサ!!
起きーや!! マサ!!!

嘘や・・・嘘や・・・

マサぁぁぁー!!!!!」


空の声は建物中に響いた。




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