あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
放課後、ソフィアはシロの所へ行った。


「シロ!!」


「ん!?」


「中田のこと・・・
・・・ありがとう・・・」


シロはフッと笑って、
背中を向け歩き出した。



「シロ!! 私・・・転校する!!」


シロはゆっくりと振り返る。


「私、転校する。
慎のそばに行く・・・」


「そうか。」


そう言ってシロは微笑み、
また背を向け歩き出した。


シロ・・・


ありがとう・・・



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