あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「慎のところに行くんだって?」


「うん・・・」


「ソフィア。」


「んっ!?」


「慎を・・・よろしくね・・・」


心樺は真っ直ぐソフィアを見た。


心樺・・・



「うん。」


ソフィアはそう答えると心樺に微笑んだ。


心樺はそっとソフィアに近付くと、
ギュッと抱きしめた。




< 297 / 303 >

この作品をシェア

pagetop