あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「じゃあ、そろそろ行くね。」


「うん・・・」


「ソフィア、また会えるよね?」


「当たり前やん。
そんな遠くないし。」


「うん。」


「ソフィアさん・・・」


「志穂、みんなに着いて行きな。」


ソフィアはそう言って
志穂のあたまを撫でた。


「はい!!」


涙声で答える志穂。



「じゃあ、またね!!」


「うん。」


私は桜高に背を向け歩き出した。



心樺、佳歩、ひかり、空、奈乃葉、
志穂、風間、月人、マサ、
みとさ先生、シロ、


みんなに見送られながら、
私は慎のところへ旅立つ・・・



みんな、元気で!!


ありがとう・・・




第一章・完




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