あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
その頃、心樺は
シロからプリントを受け取り
生徒会室へと向かっていた。



ガチャッ。


誰もいない生徒会室へと入る。


手に持ったプリントを机の上に置き、
窓から外を見つめた。



「・・・・・」


心樺の頬に一筋の涙が流れた。



「なんで・・・
なんであなたは・・・
この学校に来たの・・・?

なんで・・・?
ソフィア・・・」


ガチャッ。


その時、生徒会室の扉が開いた。




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