あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「ソフィアと何かあった?」


「えっ!?」


なんでわかるの・・・?


「そっか・・・」


「なんで・・・わかるの・・・?」


「フッ。 心樺が泣くなんて、
ソフィアか慎のことしかないやろ?」


月人には何でもお見通しか・・・



「ねぇ、月人・・・」


「んん!?」


「なんでソフィアは
この学校に来たの?」


「えっ!?」


「ねぇ、なんで?」


振り返った心樺は大粒の涙を
ボロボロと流していた。



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