あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「ソフィア?」


「待って、空。」


そう言うと、ソフィアは
一歩前に出て集団の前に立ちはだかった。



「このことは玉田は知ってるんか?」


「えっ!?」


「まさか、玉田に何も言わず来たんか?」


「・・・・・」


黙り込む西高の集団。


「おまえら、玉田に恥かかすんか?」


「えっ・・・」


「あいつは私に負けた。
だからってこんなこと望んでるんか?」


「そ、それは・・・」



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