あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「そうやな・・・」


「うん・・・」


「あの店のドーナツ?」


「そうそう。」


「あかんよぉ~
空は10個くらい食べるし~。」


「何よぉ~ええやんかぁ!!
今日は佳歩の出所祝いやで!!」


「誰が出所や!!
捕まってないわ!!」


「あれっ!? どっちでもええやん。」


「はははははっ!!」


そんな笑い合う四人の姿を、
影から睨む女がいた・・・








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