ダイヤモンド
彼女がキツくないように、腰を支えながらゆっくり動く。
彼女がいつも最優先。
体中が熱い。
暖房をつけてもいないのに、額から汗が流れる。
彼女の限界が近づいてきたのが分かって
彼女がオレにしがみつけるように、オレから彼女を抱きしめる。
ビクン…
脈打つ体を優しく抱きしめた。
――――――――……
――――――……
―――……
「ねぇ、チアキ。」
「…ん?」
「私はいつになったら、チアキの一番になれる…?」
「………え?」
言ってる意味が分からなかった。