ダイヤモンド
3.消せない恋心
彼の部屋にある大きめのダブルベッド。
月明かりだけが照らす部屋の中。
私の瞳に映るのは彼の熱いまなざしと光る汗。
私が彼に抱かれるようになったのは、飲み会をした次の朝、同じベッドに裸で寝ていたという驚くべき事件が3回起きたころくらいから始まった。
どんな流れでこんなことになったのかなんて、どうでもいいの。
いつもとは全く別人。
男の姿になる彼。
その姿を見れるだけで幸せなの…