ダイヤモンド
彼女のスーツをゆっくりと脱がしていく。
ドクン…
ドクン…
心臓がうるさい……
下着姿になった彼女を抱えてベッドルームへ移動した…
シングルサイズのベッドに彼女の体が沈む。
何度も彼女の体にキスを落とした。
――――――――……
―――――……
――……
「……美沙……ほんとにいいのか?後悔しない?」
まだ少しだけ残った理性で彼女の気持ちを聞く。
潤んだ瞳でオレを見上げながら、オレの頬に手を伸ばす彼女。
「後悔なんかするわけありません…ずっと……泉課長のこと…見てました。」
…………え?
「……好きなんです…。だから……」
彼女の言葉を最後まで聞いてる余裕なんてなかった。
酔っているだけなのかもしれない…
でも、オレを見つめて“泉課長”って言った…