ダイヤモンド
6.私のこと…すき?
「私のこと…すき?」
彼の部屋で一緒にソファーに座りながら聞く。
嫌がる彼なんかお構い無しに彼に体をくっつける。
だって、彼のことが大好きだから。
少しでも、くっついてたいんだもん。
すると、すごーく嫌そうな顔付きで私から体を離す彼。
私から目をそらして一言。
「そういうの、うざい。」
ガーン!!!!!!
ひ…ひど……
「好きか嫌いかなんて、一言で終わるじゃん!!適当でもなんでもいいから、こういうときは“好き”っていってよ~!!!!」
傷つきながらも必死の抵抗をしてみるが相変わらず無言。
しばらく沈黙。
彼が口を開いた。