ダイヤモンド
気づけば、彼の腕の中にいた。
自分がどうして抱きしめられているのか分からなくてパニックになる。
酔ってるから…?
寝ぼけてるから誰かと間違えてる…?
「もう限界。寝たフリとか無理。」
「え………?」
「……好きだ………マイコ」
自分の名前を呼ばれて、体中の体温が上がった。
「こっちが手ぇ出したいの我慢するためにした、寝たフリが台無し。」
「……っ///!?」
「責任とってよ…」
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