ダイヤモンド
「ほんと、お前は何にも分かってねーな。オレが見た目で彼女作るわけねーだろ!!つーか、お前オレの好み顔じゃねーし!!オレはもっとフワフワしたカンジの可愛い子がタイプなんだよ!!」
…む!!!!
何それ!!
「どーせ私はあんたの好みとは正反対よ!!」
「あ…っじゃなくて…あー!!!めんどくせーなほんとに!!」
「ちょっ!?…きゃ!」
いきなり抱きかかえられて、パニック。
「降ろして、降ろして!!どこ行くき!?」
無言で彼は寝室の前まで進む。
…ってか、なんで寝室!?
「もう!!降ろしてってば!!」
…ボスッ
ベッドに降ろされて、私の体重で沈む。
なんでこんな状況になってるのか分からなくて、彼を見つめる。