ダイヤモンド


ミシ…


更に彼の体重で深く沈むベッド。




「……んん…」




熱く口付けずけられて、瞳を閉じる。



さっきまで喧嘩してたはずなのになぁ…




能天気なことを考えながらも、意識は唇に集中してる…





「だから…困るんだよ……」



「……?」



唇が触れながら呟く彼。



「化粧してたら…脱がせるとき色々気ぃ使うんだよ。」



「……んっ…」



…プッ


なにそれ…


やっぱり、バカ。



意味わかんないし。



でも




やっぱり、大好き。







いいよ。



今度からは、化粧落をとしてから…



素顔のままで






あんたに愛されてあげる。







-END-







< 93 / 139 >

この作品をシェア

pagetop