Last Love



少しして、爽麻の料理が運ばれてきた。




あたしたちは、おいしくいただいた。




爽麻の放ってる真っ黒なオーラには、気付いてないフリして。




食べ終わると、圭君はすぐに帰ってった。




怒られるのを避けるために。




あたしは逃げられないじゃないか。




って思って焦ったけど、爽麻は何も聞いて来なかった。




怒ってるから、謝ろうかななんて思った。




でも、謝ったら不思議に思われるからやめた。




あまり会話することなく、爽麻は寝た。




話してくれないことが、すごくさびしかったけど、我慢した。




明日の朝、爽麻はいつもどおりになってるように…




そう願って、あたしも眠りについた。







< 195 / 429 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop