Last Love




「ん…」




閉じていた瞼をそっと開ける。




広がるのは、明るい景色。




それから、おいしそうな匂い。




あたしはゆっくりと体を起こして、視線を動かした。




「!?」




……いない。




爽麻がベッドにいない!!!



「爽麻っ」




あたしは無意識のうちに名前を呼んでいた。





< 247 / 429 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop