Last Love



でも…爽麻が遅刻するのは困る。




じゃあ、あたしがするしかない。




ちょっと触れるだけでいいんだよね!?




みんな普通にしてるから、気にすることじゃないんだよね!!?




「目…閉じて」




勇気を出して、そう呟く。




爽麻は、あたしの言葉を聞いてくれた。




綺麗な顔が、目の前に映る。




……うわぁ。




じっと爽麻の顔に意識を集中させるのって、すごくはずかしい。




緊張する……。





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