Last Love
☆9 LOVE
大丈夫
「爽麻っ」
「んー…」
また迎えた朝。
目には見えないけど、確実に、近付いてきてる。
…別れのトキが。
「おはよう!」
「はよ」
眠そうに、大きなあくびをしてる爽麻。
そんな爽麻でさえ、愛しくて。
「爽麻…」
思わず名前を呼んでいた。
爽麻が不思議そうにあたしを見る。
あたしだって、不思議に思ってる。
自分でも、よく分からないよ。