Last Love
「明日…何時に…その、迎えが来るの?」
圭君が聞きにくそうにしてる。
「分からない…」
時間ははっきりしてないから。
「そっか…」
残念そうな圭君に、胸が痛む。
こんなに想ってもらえてるなんて、嬉しすぎるよ。
「よしっ」
「……?」
「今日は夜中まで話すぞー!!」
圭君がいきなり大声で言うから、驚いた。
でも、いつもの圭君に戻ったみたいで、安心した。
いつもの圭君が、あたしは1番好き。