運命って信じる?


「ありがとう、アリス。…って、えぇ!?誰!!?」


いつも見ていたあの短い髪のアリスはいなく、逆に髪が長い女の子が僕の襟元をつかんでいた。


「…酷いわ。私は…アリスよ。」


……。


ただ目をパチクリとさせるしかなかった。


だって…この人がアリスなんだから…。



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