運命って信じる?



 ――数分後


僕達は家の中で作戦を練った。


ナイトの家族はもちろん、快くアリスを引き受けてくれた。


寝る時間になるとシルクとアリス、僕とナイトに分かれて寝る事になった。


2人が出て行ったところでナイトに声を掛けられた。


「ライト、さっき“あれ?お父さんは?”って思っただろ。俺にはバレバレだ。…アリスの前では絶対に言うなよ。」

「…うん、分かった。」

「アリスのお父さん、ご主人様はアリスを探している。」


だからあんな大騒ぎになってたんだ。





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