最初最後彼氏!
「うぅ・・・ん」


あれ?夢?

良かった・・・。


「奈美。大丈夫か?かなりうなされてたぞ?」

「うん。大丈夫だよ。ちょっと嫌な夢見ちゃっただけ・・・。」

「具合はどうだ?さっき体温計見たら8度あったから結構辛いんじゃないか?」

「なんとか平気。」


・・・って、あれ?体温計見たってことは・・・。

自分の服を見てみる。

あ・・・。

ボタンが一個留まってない!


「あぁ、体温計出したときに、上まで留めたら苦しいと思ってそこだけ留めなかった。まっ、いつかは見るんだし、気にすんなって。」


どこか楽しそうな雄・・・。

・・・見られた。雄に下着絶対見られた。

恥ずかしくて布団を頭までかぶる。


「にしても、今日はピンクかぁ・・・。俺的に黒の方が・・・」

「う、うるさぁーい!」


下着なんてなんでもいいじゃん!

布団の外からクスクスって笑い声まで聞こえてくる。

もー最悪・・・。


「体温はかったまま寝る奈美が悪いんだろ?」


・・・ごもっともです。




あたしはしばらく雄にこの下着ネタで

遊ばれていました。






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