最初最後彼氏!
とりあえずシャワーを済ませ、お風呂場からでる。

高杉はリビングにいた。

「・・・シャワーありがとう・・・。」

一応お礼くらいは言っておかないとね。

「気にすんなよ。」

といって自分もお風呂場に行った。

今は夜の9時。

どうしよう・・・。

勝手に帰るのもなんか失礼だし・・・。

とりあえず高杉が出てくるのを待った。


10分後、高杉がお風呂場から出てきた。

「お前、時間大丈夫なのかよ?」

「前に行ったでしょ?あたしんち今、親いないから。」

「・・・そうだったな。悪ぃ。」

・・・!?謝った!高杉が謝った!

初めてみた!謝ってるところ・・・。

「別に・・・。もう慣れたから。」

そう言った瞬間・・・

ピカッッ!ゴロゴロゴロ・・・

「きゃあ!」

雷!?こんな時に・・・!もうやだ・・・。

「大丈夫か・・・?」

高杉が心配してくれたけど・・・。

今は言い返す元気もない。

「大丈夫じゃない・・・。怖いよぉ・・・!!」

そういうと、何か優しい香りに包まれた。

「大丈夫だ。俺がいるから、守ってやるから。」

そう耳元で言ってきた。

あたしは安心と優しい香りに負けてそのまま眠りについた。
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