最初最後彼氏!
カランコロン・・・

お客様がきた・・・!

「いらっしゃいませ。何名様ですか・・・・・!」

あーーー!!高杉雄!!

「・・・何でお前がいんの?」

「こっちのセリフだし!なんでいんのよ!」

「はっ?俺、客だし。早く案内しろよ。」

・・・む~か~つ~く~!!!!!

「こちらへどうぞ!!!!!!(怒)」

カウンターの席に案内した。

・・・本当は案内なんてしたくないけど!!

「ご注文は?!」

怒って聞くと・・・

「んな怒ってんじゃねーよ。
俺だってお前がいんの知らなかったし。
とりあえずコーヒー。」

「お砂糖とミルクは?」

「いらねー。」

「・・・かしこまりました。
少々お待ち下さい!!!」

嫌みたっぷりに言ってやった!

カウンターに入り、コーヒーを入れる

カップに注いでるとき、コーヒー独特の良い香りがした

砂糖もミルクもいらないっていってたから

ブラックが好きなのかな・・・。

・・・違う!こいつの事なんて関係ない!

ただの客だ!ただの客だ!!

と自分に言い聞かせた。

「どうぞ。」

といって、あいつの前にコーヒーを置いた。

あいつは黙ってコーヒーを飲みだした。

そしていきなり

「お前って何でバイトしてんの?」

と言ってきた。

意外だった。


< 6 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop