最初最後彼氏!
婚約者VS彼女
「さぁ、奈美。聞かせてもらおうじゃない。昨日のコト。何もなかったなんて言わせないわよ?全て言うまで返さないからね?」
と、嫌ーな笑顔であたしをじっと見てくる美奈。
今日の朝、学校について教室に入った瞬間に美奈が寄ってきて、「お話、聞かせてもらおうじゃない?」って有無を言わせない笑顔で言われ、屋上に連行されてきた。
今日の1時間目・2時間目は自習なのでサボってもばれないけど・・・。
本当はダメなんだよね・・・。この時間に屋上にいるのって。
「昨日は、なんか雄の思い出の場所に行って、」
「そんなこと聞いてないから!」
あたしの言葉を遮って美奈が話す。
「あたしが聞いてるのは、シたのかシてないのかってこと!」
はぁ!?
「なっ!?なにいってんの!?ヤってないよ!」
すると美奈は大きくため息をついた。
「はぁぁ~・・・。なんで?なんでシないの?」
「だって・・・、怖いし、雄も何も言ってこないし・・・。」
「だったら、あんたが誘えばいいじゃない!」
誘うって・・・。美奈・・・、なんか生々しいんだけど・・・。
「無理!そんな急がないとダメなの?」
「急ぐと言うより、高杉の気持ち、考えてみなよ。今まであいつは色んな女の子と遊んでた。でも、今は奈美に本気になってんでしょ?だったら大事にしたい反面、早く愛したいって思ってるんじゃないの?」
「だって・・・、まだ分かんないよ・・・。」
「少しは高杉のことも考えてあげなよ?でもかわいそうになぁ、高杉も。早くシたいだろうに・・・。」
美奈の頭の中身はその事しかないのかな・・・?
「もういいでしょ?教室戻ろ?」
「うん。その代わり、なんか進展したらすぐに言ってよ?言わないと・・・。」
・・・美奈が鬼に見えてきたよ・・・。
「わ、分かったから!」
「よろしい。」
美奈のお説教混じりの話も終わり二人で教室に戻った。
と、嫌ーな笑顔であたしをじっと見てくる美奈。
今日の朝、学校について教室に入った瞬間に美奈が寄ってきて、「お話、聞かせてもらおうじゃない?」って有無を言わせない笑顔で言われ、屋上に連行されてきた。
今日の1時間目・2時間目は自習なのでサボってもばれないけど・・・。
本当はダメなんだよね・・・。この時間に屋上にいるのって。
「昨日は、なんか雄の思い出の場所に行って、」
「そんなこと聞いてないから!」
あたしの言葉を遮って美奈が話す。
「あたしが聞いてるのは、シたのかシてないのかってこと!」
はぁ!?
「なっ!?なにいってんの!?ヤってないよ!」
すると美奈は大きくため息をついた。
「はぁぁ~・・・。なんで?なんでシないの?」
「だって・・・、怖いし、雄も何も言ってこないし・・・。」
「だったら、あんたが誘えばいいじゃない!」
誘うって・・・。美奈・・・、なんか生々しいんだけど・・・。
「無理!そんな急がないとダメなの?」
「急ぐと言うより、高杉の気持ち、考えてみなよ。今まであいつは色んな女の子と遊んでた。でも、今は奈美に本気になってんでしょ?だったら大事にしたい反面、早く愛したいって思ってるんじゃないの?」
「だって・・・、まだ分かんないよ・・・。」
「少しは高杉のことも考えてあげなよ?でもかわいそうになぁ、高杉も。早くシたいだろうに・・・。」
美奈の頭の中身はその事しかないのかな・・・?
「もういいでしょ?教室戻ろ?」
「うん。その代わり、なんか進展したらすぐに言ってよ?言わないと・・・。」
・・・美奈が鬼に見えてきたよ・・・。
「わ、分かったから!」
「よろしい。」
美奈のお説教混じりの話も終わり二人で教室に戻った。