愛しいヴァンパイアくん!?

ついに…

俺の正体…〜弘樹said〜
【私は好きなー!】
いきなりカノンが叫んだ。
俺は頭の中が真っ白になっていた。
え？今なんて言った？

そんな事を考えてると

【いｯ今の忘れて…】
って言ってきた。

は?忘れて?
好きな奴に告白されて忘れてって言われて忘れる奴この世に居るわけねぇよ…!
【好きな奴に告白されて忘られっかよ】
俺は言っていた。

おい！何恥ずかしい事言ってんだよ俺///
でもカノンは｢夢？｣とか｢本当？｣とかいってくる。
ってかカノン｢夢？｣とか可愛すぎるだろ…!


いつの間にか俺はカノンを抱き締めていた。

カノンはびっくりした顔をしていた。けど恥ずかしいのか顔が真っ赤。
アイツ顔真っ赤じゃねぇかよ！ やべぇ…
でも1つ忘れて居たことがあった。

【俺カノンに言わないといけないことがある。これいったら嫌われるかもな。】
そう俺はカノンに言わないといけないことがある。
これいったらホントにカノンに嫌われるかもな。

そうだとしてもそれは仕方ないよな。

ふぅー!
神様どーか俺に言う勇気をください!!

おっ！なんとなく勇気出た気がする！(笑)

｢あのな!カノン…｣

｢うん。｣

カノンは真剣な表情で俺を見つめてくれている。

落ち着け俺ー！
焦るな俺ー！



｢前に俺の正体の話してただろ？｣

｢うん。｣

カノンは俺をずっと真剣に見つめてる。



｢俺の正体は…｣








｢ヴァンパイアだ…｣