100万回のKISS
一時停止。
「っだから、両想いなんだよ。馬鹿。」
あたしを変態野郎が好き?
「うそだぁー…」
だって、だって、だって、
いつもあたしに意地悪じゃん。
「本当だよ、馬鹿で阿呆なすずちゃーん。」
ばかにしてる?
「泣くなよ。」
「泣いてないもんっ!」
あたしが変態野郎の顔を見ると
いつも余裕そうなSな俺様が
真っ赤になっていた。
「顔、真っ赤…」
「…うるせぇ////」
耳たぶまで真っ赤にした
変態野郎を可愛いと思ってしまった。
「付き合ってくれる?」
「……………うん。」
そしてあたしは変態野郎と
付き合うことが出来ました。