純情ボーイと吸血鬼
バルは普通の吸血鬼よりも優しい。

だからこそ、その分厳しい。


「私〈ワタクシ〉はあまりお嬢様にそういう事をしてほしくないのです。
お嬢様も分かっておいででしょうが、余分な摂取は貴女の身を滅ぼすことになるのですよ!」


「分かってるわ。…分かってる。その言葉何回聞かされた事やら。」





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