嘘つきシャボン玉の恋ゲーム


「ど……どう?」



硬直したままの真紅。

それが不安を一気に膨張させる。



「やっぱり変だよな。アハハ。」


恥ずかしさと
挑戦した後悔。


そんなモノが混じった 乾いた笑いが出た。


「着替えるから、
カーテン閉めてよね。」

そう言って鏡に向かい直すと……………………………
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