嘘つきシャボン玉の恋ゲーム
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*


「どうしたの?」


俺はへたりこんでいる 優花に聞いた。


「べっ 別に何でもないっ!
ただ音がしたから 誰かいるのかー、と」

自分が焦ってたことが恥ずかしいのか、
顔はトマトみたいに真っ赤。



優花、少しずつ変わってきたなーとかしみじみ思う。
言葉や表情が柔らかくなってきた。


あ。間違えた。
どちらかというと、





【元に戻ってきた】





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