声を失った少女
雅「そうか。本当は自分で気づくほうがいいんだが・・・詩織にはわからないかな。
あのな、それは"好き"っていう感情だ。
貴彦と一緒にいるだけで落ち着くんだろ?
よかったな!!好きな人が出来て!!」
『やっぱり・・・これが"好き"っていう気持ちなんだね!』
雅「少しは気づいてたみたいだな。
詩織に好きな人かー、嬉しいな!!
頑張れよ!!」
雅人さん・・・ほんとにお兄ちゃんみたい(笑)
休み時間も終わりに近づいてきたから
私はお礼を言ってから教室へ戻った。
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