最期の恋〜Tears, smiles, happy two people walking alo?〜
『・・・・と。誰もいないのか?』



ー知らない声
心地良いくらいの声
私、この人・・大嫌いだわ。


・・・誰?



見つからないと思っていたのに、
私の知らない誰かさんは



『おっと、なーんてな?
出てこいよ??知ってるんだぜ?俺。

見てたしな?

ーー机の下に隠れている、新しい俺の
秘書の藪崎みおさん?』




そう、余裕そうな笑みで私の名を呼んでいた。
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