最期の恋〜Tears, smiles, happy two people walking alo?〜
とりあえずあいつは客なので
玄関までついて行ってやることにした。


「今日はありがとな?」


あいつは別れぎわにそう告げ


私をもう一度、抱きしめた。


「…なっ!?」


私が離れようとした時に
あいつから離れていて…



『まだ、思い出してくれねぇんだな…?

ゴメンな…みお』



そう呟き、私から逃げるように



その場から、走り去っていった。
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