最期の恋〜Tears, smiles, happy two people walking alo?〜
大きな家。
大きな部屋。
豪華な家具。
私達は、ここで新婚生活を始める。
「んー…、料理でも作るか」
そう言ってキッチンに向かおうとした。
「なんか、フラフラ……するわ……」
しかし、目の前が真っ暗になり見えなくなる。
………目眩がする……
視界が見えなくなるというのは、こういうことをいうんだろう。
私は、とりあえず、近くのソファーの角に手を置いた。
「最悪…………」
とりあえず、目眩がおさまるのを待つしかない。