最期の恋〜Tears, smiles, happy two people walking alo?〜
「どうしよう……」



全身、ずきずきと痛みが走る。



「とりあえず、薬……」



ふらふらと足の感覚も危ういまま、近くの手すりで全身を支えながら歩く。


多分……冷蔵庫?
いや、押し入れ?

それとも……



薬の場所もよく解らなかったが、とりあえず冷蔵庫を開けてみる。

一瞬、寒気がみおの体を包む。







「……さむっ」
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