車内☆恋愛
「きっと先輩が辛くなっちゃう…」

「なんでわかんだよ」

「だって…、」

「それでも俺は璃南が好き」


………先輩が優しすぎて…

あたしはどうすればいいの…


「泣くなって…みんな見てんだろ…」


先輩は困ったように頭をかく。


「だって先輩が優しいんだもーんっ」

「馬鹿、静かにしろよっ」


あたしの頭をポカッと1回叩く。


「痛い…」

「カルボナーラ早く食べろよな…」

「…ふぁい」


あたしはまたカルボナーラを

口いっぱいに頬張った。
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