車内☆恋愛
「俺は今日お前を泣かすために
メシ誘ったわけじゃねんだけどな…」


ご飯を食べおわり店の外に出る。


「奢ってくれてありがとうございます」

「あぁ、そんくらいいいけどさ…」


風が冷たい。

もう冬になっちゃうな…


「泣かせてごめんな」

「あたしもごめんなさい」

「さっきの告白だけど…」

「いいですよ」


あたしはハッキリ言った。

先輩は目を丸くする。


「え?」

「先輩に愛されてあげてもいいよ」
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